19歳の遺書

中学生の君へ

国公立大学の学費値上げに思うこと

政府が国立大学の授業料を各大学の裁量で自由に金額を決められるように変更しようとしているようです。これが実現すれば授業料が上がり、私立大学とほぼ変わらないようになるのではと予想されています。

また、今年の4月から始まった「大学無償化法」により国公立大学の授業料減免制度が縮小されました。

 

正直アホなのかと。本当に憤りを感じます。政治家のボンボンは裕福な家庭で育ったから貧困層の現状は分からないんでしょうね。

 

このような状況では貧困家庭の親は子どもを大学に行かせようとは思わないでしょう。「本当に貧しいなら授業料減免制度がある」という意見もあると思いますが、収入基準の現行制度では「収入はそこそこあるのに親が大学に行くことを想定してなくて貯金をしてない」という家庭の子どもが進学を諦めざるを得ないケースが発生してくるでしょう。子供の大学進学を想定していない馬鹿な親のせいで子どもが大学に行けないのはおかしいです。親ガチャで人生の殆どが決まってしまう世の中で良いのでしょうか?生まれの格差を少しでも埋めようと努力するのが政治の正しい在り方ではないでしょうか。

 

今の学費ですら高過ぎるのに値上げなど言語道断です。なぜ国は教育・研究に金を使わないのでしょうか。教育・研究は国の礎であり最重要事項のはずです。国公立大学は授業料を全額免除にするべきだと思います。